山の生きものに対してのホメオパシー的提案。

動物

豊受自然農の方々が丹精込めて作っていた人参。収穫目前にして猪に掘り起こされて全滅してしまったということをXで知りました。ふかふかのおふとんのようなすばらしい土壌で、貴重な在来種固定種、大切に育てた人参がやられたとあっては部外者が想像する以上のショックだと思います。猪さんもサラダバーでさぞご満足されたとしても、獣害は農家さんにとっては死活問題。本当にお辛かっただろうと慮ります。

自然相手は難しく、山麓でやっていく限りは猪に食されることはあり得ることなんだろうなと考えさせられました。山地だけでなく人里でも狸なんかが畑を荒らすということがありますし、市街地にも熊が出没したりして時々騒がせますが食物を巡る諍いはいたるところで起こっています。

Xでは対策が募られ、いろいろな意見が寄せられていました。猪は山の神のような存在だからとか、奇跡のリンゴの木村さんは山の動物用に人間とは別に野菜等用意しているようだというご意見、メガソーラだとか異常気象とかで食糧難、生き物たちも疲弊しているのでしょうというご意見には私も賛同しました。

人間が壊してきた自然、人間が変えてきた生態系。私達にも責任があると思わざるを得ません。公共対策でもっと広葉樹を植えてくれればこんなことにはならないのかもしれないとも思いますが、もっと農林業に関心を寄せていくことが必要なのではないでしょうか。これについては私、全然調査が足りないので、またいつかこのBlogで取り上げたいのですが、日本は政策的に針葉樹を植えてきましたよね。おとぎ話的な言い方かもしれませんが、どんぐりや食べられる木の実を増やしてもっと彩り豊かな森や山に戻す必要があると私は思っています。

今回、ホメオパス(自然療法家)としては、お互い傷つけずにやっていく方策をたてたらどうだろうかと思いつき書き込みしました。「サポートΦ獣(けもの)スプレー」を作ったらどうでしょうかと。ホメオパシーは「同種は同種で」癒やし解決に導きます。猪さんが入ったスプレーで、「おや、やばいぞ」とか気が付いて、自ら平和に去っていってくれるかもしれません。既に似たような発想の商品は既に存在していますから、もう試されているのかもしれませんのでとんだおせっかいだったかもしれませんが、せっかくなので軽く出させて頂きました。

実際、ホメオパシーは不思議なことにというか当然のことながら生きもの対策にも適しています。例えば、養蜂家のためのチンクチャーもありますし、身近なところでは虫を希釈浸透した「サポート蟲(むし)」はスプレータイプで、虫刺されや害虫も寄せ付けません。季節の必需品として腕や体にプシュッとかけたり、部屋にシューッと撒いたりして愛用しています。アリさんも避けてくれます。もはやキン〇〇ーとかアー◯の虫除けスプレーとかは必要ありません。

そんなの甘いよ、鉄柵以外の防御策は聞いたことないとお叱りを受けることは承知ですが、ぜひ「サポートΦ獣」ご検討願いたいと思います。(採用されるといいな~(^o^))

以前、NHKさんのニュースで、どこだったか都会田舎(^^;)のような割と周りに住宅がある場所で、牛舎をもつ農家さんがハーブだったかアロマだったか化学物質を含むものかなにか忘れてしまいましたが、牛さんの独特の臭いをいい匂いに変えるようミストマシンを取り付けてみんなハッピーになったというのをみたことがあります。それいいなと思った記憶で、私の今回の提案はそこから発想しています。似たようななシステムを使って広範囲にサポートΦ獣(けもの)を撒くのがいいのではと思った次第です。化学物質はまずいですが、ホメオパシーならば野菜にかかっても安全安心です。鉄柵は即効性があるでしょうが、私としてはどうしてもプロレス、大仁田厚の有刺鉄線(古いか?)を連想してしまい、猪さんがかわいそうで痛々しいと思ってしまいます。その後傷を負ってどうする、どうなる、その後の猪は?と想像してしまうんですね。

サポートΦ獣(けもの)スプレー。成果がでたら、熊や狸のみならず、獣的人間様にも使えるし、用途はますます広まるのではないかと期待できます。妄想が過ぎますが、ぜひ実現していくといいなと思っています。

                       日本ホメオパシーセンター東京飯田橋             センター長 ホメオパス 横山みのり

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