植物療法 スピリチュアル・フィトセラピー
こんにちは!皆さんいかがお過ごしでしょうか。
このBlogでは、管理人の志向により、植物療法の話題もひとつの柱となっています。これまでで3種類の紹介(コスモス、キンモクセイ、ケイトウ)をしてきました。その過程で私自身の気づきも多かったわけですが、やはりこのblogを読んでくださっている皆様にとっては、ご自身について知りたいものだということがわかりました。早速読者さまのリクエストに答えていきたいと思います。
スピリチュアル・フィトの世界へようこそ。
派手な花はたぶん苦手だわ。においが苦手。
Blog読者さまスピリチュアル・フィトセラピー無料鑑定
記念すべき第1回目は都内在住の50代女性
飲食業を家族経営されています。3人のお子様たちはもう社会人。旅行が楽しみで国内外に夫さまと月に1,2回はお出かけされています。お店にはいつも読者さまのお花が各テーブルに配されていて女性らしい心遣いが光っています。植物と日常的に触れ合っておられますね。
読者さまにとって、このBlogで取り上げてきたコスモス「寂しいイメージ」、キンモクセイ「においが苦手、車酔いしやすくてこのにおいに酔ってしまった」、ケイトウ「たぶん派手な花は苦手なんだよね」とのこと。これらにはかなりはっきりとした感覚をお持ちでしたが好みではない様子です。では、一体、なんのお花が好きなのですかと質問してみましたが、「そう言われてもピンとこない、考えてみる」とのお返事でした。うう~ん、そうか。。
でも、しばらくすると、「ニオイバンマツリ」のお写真が私のもとに送られてきました。「これ、大切にしている」と。青紫が目を引きます。爽やかな印象もあります。2022年5月、奄美大島へのご旅行の際に空港で購入されたのことです。今年、3年目にしてたくさん咲いたのよと喜んでいらして、来年はもっと咲かせたいといいます。
早速、「ニオイバンマツリ」どんなお花かみていきましょう。
ニオイバンマツリ よい香りと変わる花色
ニオイバンマツリは、南アメリカ・ブラジル原産のナス科ブルンフェルシア属の常緑低木です。
学名はBrunfelsia latifolia
英名をYesterday-today-and-tomorrowというそう。昨日、今日、そして明日・・紫から薄い紫、そして白に変化する色合いからそう呼ばれているそうですが、ぴったりなネーミングですね。
花言葉は「幸運」「夢の名」「浮気な人」花の色が移り変わりするという特徴をよくあらわしているように思います。
高さは1.5m~3mに成長します。楕円形の葉っぱは緑色で、つるんとしていて突起や毛はほとんどありません。
最大の特徴は、咲き進むにつれて花が紫から白に変化するところです。最盛期には2色咲きのようになります。変化の段階は紫→青紫→白といった順番ともいえますね。また、ジャスミンに似た香りがします。夜には、一段と香りが強くなるようです。
4月~8月が花期です。温室などで環境を保てれば一年中花を咲かすことができます。半耐性植物で、関東より西の暖地で栽培されているそうです。
漢字で書くと、匂蕃茉莉。
「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミンの漢字読み「茉莉花(まつりか)」からきており、外国産の香りの良い花という意味があります。
花弁は5枚。同じ場所から2輪ほど咲かせます。鉢植えで流通していることが多く、増やすこともできそうですね。株を覆い尽くすほどに咲きます。
Blog読者さま無料鑑定 ニオイバンマツリとの関係は?
私はニオイバンマツリ?聞き慣れない名前・・送ってくださったお写真を目にして、あー、毒性がある、というのが第一印象でした。とても爽やかですが、花や葉っぱの形状に特徴があるので判別できます。調べてみるとやはりナス科!なんだか腑に落ちました。
ナス科といえば、真っ先に思い浮かぶレメディーはというとベラドンナ、西洋ハシリドコロです。詳しくは別のblogでお伝えしたいと思いますが、喉が腫れる、高熱に有効。古くから猩紅熱の治療に用いられてきました。しかし、ここで声を大にして言いたいのは、「ホメオパシー版の降圧剤」といえばベラドンナだということ。
読者様、実は、血圧が高く、降圧剤を服薬されて数年が経っています。ぴったりですね。ナス科。
そして、ある別の症状をもっておられるのですが、その体調が悪化したのはいつだっけ?と確認してみると、ニオイバンマツリの鉢植えを購入された頃とのこと。これもなるほどと納得しました。
ホメオパシーの法則、原則があるのですが、そのうちのひとつに「同種の法則」があります。
似たようなものは、似たようなものを治します。
もっと深堀りしていけば、読者様とニオイバンマツリには共通項があるはずです。
ホメオパシーでは、毒性があるナス科の植物はとても有名でよく使われるものです。使われるといっても希釈浸透して物質が含まれていない砂糖玉もしくはアルコールをとっていくのです。無味無臭、物質がないので毒が体内にまわるということはありませんのでご安心を。ホメオパシーは「気」みたいなのが含まれているだけと思ってください。恐いなどと排除することなかれ。それどころか自己治癒力を触発していきます。不思議ですね。ナス科のレメディーは熱、精神、消化管、頭部に主に作用していきます。ニオイバンマツリはホメオパシージャパンさんでは扱いはありませんがナス科のレメディーはいくつかありますので、共通の特性を掴んで、セルフケアでも使うことができますね。(ご希望ならば作ることはできます)。
ナス科に共通する特徴は、「副交感神経を遮断」すること。副交感神経はリラックス、血圧が低下して血管が拡張します。ぽかぽかしてくる。笑っている状態です。遮断ということは、そんな状態ではなくなるということですよね。
反対に交感神経が優位になるということは、アドレナリンが出て、興奮状態が強くなってきます。血圧は高くなります。戦いモード。心臓の鼓動が高まり、筋肉に血液が集まってきます。そしてその他の代謝を止めていきます。消化管の動きを緊張・興奮状態がストップしていくんですね。
潜在意識下で、Blog読者さまは無意識下で同種を求めていたことが考察されます。ナス科の植物が治癒のカギを握っていそうですね。ホメオパシーのナス科三兄弟(ベラドンナ、ストロモニウム、ハイオサイマス)がかなり合っていると思います。
しかしですよ、間違っても、毒性のある植物を口にしたりしないでくださいね!!毒ありますからね!!注意ですよ!!念の為、なんにしても毒性のお花をさしたコップの水を飲まないようにしてください。お子さん、ペット、お年寄り。テーブルに置くのはくれぐれも気をつけてくださいね。食事にかかったりしたらよくないですからね。
ところで、このBlogを書いていて、もうひとつ気がついたことがあります。またもや今更なんですが・・・。ニオイバンマツリという花、実家の庭にもひときわ目立つように陣取っていたことを思い出しました。シンボルツリーの様相でかなり成長しています2mの高さでしょうか。母がトピアリー(刈込)に仕上げていたので、読者様の鉢植えの優雅さとは見かけがことなっていたため(言い訳です(^_^;))同一植物とはすぐには思いつきませんでした。確かに青紫から白に変わっています毎年(笑)間違いありません!(再び笑)庭木や木々の名前にたいへん弱い私。。すみませんでした。反省します。
そして、最後に、これも言いたい。母の悩みといえば高血圧!(私はちなみに低血圧)
ニオイバンマツリ、恐るべし!!まだふたりしか裏はとっていませんが、高血圧の方に好まれる花だと今のところ認定してもいいでしょうか。生まれ月についても2人とも開花時期と一致しているのもまた興味深い!
植物の好みや志向からも分析ができるスピリチュアル・フィトセラピー。どうでしょう。私は驚いてその威力に拍手をおくりたい気分。読者様の神経・筋肉のお悩みにも合っていますよ。
植物療法でもホメオパシーでもそうなんですが、その特徴をつかむことでよりその効果効能が実感としてわかりますし、ご自分でも納得のもとで使えて、より効き目がでてきます。ホメオパシーや植物療法は赤ちゃんや動物にも効き目がありますので、思い込みや魔法、間違ってもプラセボではないということを念の為釘をさしておきます。(この件についてはまた機会をみてお話します)ただ、科学的に証明されていないため、クソミソに言われているのが現実社会なのですけれどもね。
いかがでしたか。私も無料鑑定してほしいという方、いらっしゃいましたら、どうでしょう。我は!とう猛者、お待ちしています!!
お好きな植物、こだわりの植物、気になる植物 ひとつをあげて、ご自身の体調や精神症状など簡単なプロフィールをお問い合わせフォームからお知らせください。Blogで取り上げさせて頂きます。信じるか信じないかはあなた次第。
最後までお読みくださりありがとうございました。
次回もお楽しみに!
日本ホメオパシーセンター東京飯田橋
スピリチュアル・フィトセラピスト
ホメオパス 横山みのり
各レメディーについては、今後、日本ホメオパシーセンター東京飯田橋HPで解説をしていく予定です。また、もっと勉強されたいという方、ご希望の日程をお知らせください。飯田橋はもちろん、都内、静岡県西部~静岡市まで出張いたします。お問い合わせフォームからお願いいたします。