11月 菊芋 キクイモ スーパーフード 糖尿病 インスリン エドガー・ケイシーも推奨 『糖尿病を治したい人は「キクイモ」を食べなさい』岡宗男著

植物療法

エドガーケイシーもお勧めしたといわれるキクイモと糖尿病を探る

こんにちは。日本ホメオパシーセンター東京飯田橋 植物療法士の横山みのりです。

そろそろ、菊芋(キクイモ)のシーズン到来。え?そんなに楽しみにしていないし、なにそれ?って??有名じゃないですかね。

自然のインスリンといわれる「イヌリンが多く含まれる塊茎部は晩秋から冬が収穫時期。アイキャッチ画像は食用部分です。ショウガ?間違うほど似てます。

しかし、
キクイモといえば、糖尿病。糖尿病といえば、キクイモ! 多くの人を治癒に導いた霊能者エドガー・ケイシーも奨めていた(但し、前提条件があったように思います。その上での効果だと。これについてはいずれ別のblogで。)といえば、身を乗り出す方もいらっしゃるでしょうが、今日はそのことではなく、糖尿病とキクイモについてフォーカスしたいと思います。糖尿病に話を戻します。

相談会でも糖尿病のお悩みの方はいらっしゃいますし、私自身はまだ糖尿病ではないものの、予備軍だと自覚しています。今は亡き父、父父が糖尿病だったということもあり、私にも身近なものがこの疾患です。父のインスリン注射をしていた姿や私がお手洗いに行くと、お前トイレ多くないか?と言われたことを思い出しました。

それでは、早速、旬のキクイモ、糖尿病とともにみていきましょう!!

糖尿病って?日本の状況など

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが十分に働かないために、血液中のブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。糖尿病の初期症状には、喉の渇き、多飲、多尿、倦怠感、 体重減少があるようです。この時点では自覚のない方が多いようです。病歴や家族歴などの問診と尿検査、血液検査で高血糖が慢性的に続いていることがわかれば、糖尿病と診断されます。

日本の糖尿病の患者数は、強く疑われる人と糖尿病の可能性が否定できない人を含めると、2,050万人だと推計されています。この数は15年で1.5倍に増加しているとのことですよ。多いですね。

糖尿病には1型と2型があります。9割が2型。主な違いは、発症年齢です。1型は子どもや青年に多くみられ、2型は遺伝的要素に生活習慣が加わって発症すると考えられているようです。西洋医学での治療法は1型はインスリン注射、2型では血糖降下薬と呼ばれる飲み薬や注射薬が使われています。

菊芋 キクイモを深堀り

さて、その糖尿病にいいといわれるキクイモ。どんな植物なんでしょうか。キクイモはキク科ヒマワリ属の多年草。さすがキク科!ですね。薬効が高いです。

別名は、多くありまして、アメリカイモ、カライモ、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク、トピナンブール。世界中に分布されている植物で、繁殖力が抜群。栽培には手がまったくかからないといいますが、むしろ他の植物の存在を脅かすほどに強いそう。軽々しく育てたいと思ってもちょっと注意が必要ですし、連作に向いていないといいます。

種芋を日当たりと水はけの良い場所に暖かい地域では3月頃に植えていきます。乾燥気味が好きなようですね。家庭菜園でもできるようで、直径40センチ、深さは30センチ程度の大きめのプランターでオッケーといいますから、畑じゃなくてもこれでいいのかと思い、育てたい気持ちが湧いてきました。

薬効があるのにあまり美味しくないというという意見もきかれるキクイモ。皆さん放っておくはずがなく、数年前から様々な形態、サプリメントやお茶などで販売されています。スーパーフードとして注目されている理由がわかります。

キクイモ、その期待される効能をまとめてみます。

  • 血糖値の上昇抑制:キクイモに含まれるイヌリンという水溶性食物繊維は、余分な糖の吸収を抑制して血糖値の上昇を緩やかにする。
  • 腸内環境の改善:イヌリンは水分を吸収してゆっくり腸内を動くため、便秘の解消に役立つ。腸内環境が整うことで、免疫力の向上や肌質の改善、新陳代謝の促進などの効果が期待される。
  • 血圧の改善:カリウムというミネラルが豊富。利尿作用で余分なナトリウムを排泄。むくみを解消し、血圧上昇を抑制する効果が期待される。
  • 胃腸の整腸:薬膳的には余分な水分や毒素を排除する。胃を労わり整える。

菊芋を食べる際は、次のような点に注意です。

  • キク科アレルギーの人は摂取を控える。
  • 食べ過ぎるとお腹が緩くなる。
  • 糖尿病の方は多く摂取すると血糖値の調整が難しくなる可能性がある。

食べ方や食べるタイミングに工夫が必要だといいますから、もっとよく研究することも必要だと思います。興味をもたれましたら、実行に移す前に知識を入れておくのをオススメします。私がいいと思っている書籍はこれです。

『糖尿病を治したい人は「キクイモ」を食べなさい』 岡宗男著

残念ながら新書では売っていないので古本で手に入れてください。私も古本で手に入れましたが、まだ届いていません。待ちきれず、このblogを書いてしまいました。到着が楽しみです!。いい本ってなぜか絶版になっているなと個人的に思っています。どうしてでしょうかね。
下記にAmazonサイトから画像と紹介文を引用させていただきます。

「食べたいものが食べられない」「治療で薬を飲み続けるのが不安」。このような糖尿病患者の悩みは、キクイモという野菜をとることで緩和できると医師が解説した一冊。

「食べたい物が食べられない」「治療で薬を飲み続けるのが不安」。これらが、糖尿病患者や高血糖に悩む人たちの大きな悩み。しかし、「キクイモ」という野菜を日常的にうまく食生活にとり入れると、血糖値のコントロールをよくすることが容易になり、薬を減らしたり、食事制限を少しずつ緩めたりすることができるようになる、と医師である著者は患者の体験例を交えながら解説する。高血糖が長く続くと、血中の老廃物をろ過する腎臓の機能が低下し、悪化させると人工透析を余儀なくされる。そうなる一歩手前でキクイモをとり入れる生活をはじめると、腎機能の改善がみられる例もあるという。つまり合併症の予防効果も期待できるのだ。キクイモには天然のインスリンなどと呼ばれる「イヌリン」とという成分が多く含まれる。このことにも触れながら、上手な食べ方、自宅で栽培する方法についてまでを紹介する。インスリン注射や薬を減らしたい、糖尿病を治したいと考える人にこそ読んでもらいたい1冊。

まとめ

いかがでしたか?

キクイモ、すごい植物でしたね。
私もどこかの道の駅や販売所で手に入れたくなりましたよ。そしたら一個とっておいて、プランターで育ててみたいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに!

日本ホメオパシーセンター東京飯田橋
植物療法士 横山みのり

日本ホメオパシーセンター東京飯田橋では健康相談会を実施しています。
お問い合わせ
http://www.iidabashi.netからお願いいたします。

error: Content is protected !!