日本文化

卑弥呼の「卑」という字、本当に「卑しい」意味で当てられたのだろうか? 〜18世紀初頭の学者たちが投げかけた疑問など〜

最近、古代日本史に興味が出てきました。 ああ、自分はこの時代、専門じゃないしこのようなことに関わっている場合じゃない😂と思えば思うほど、おかしいと思えてくる不思議。きっかけは『魏志倭人伝』にだけ出てくる「卑弥呼(ヒミコ)」という名前の「卑」...
植物療法

422年の歴史と重いガラス瓶を守る:養命酒を家族で愛し続けるために(2026年2月時点報道ベース)

私たち日本人の思い養命酒は、家族の健康を守ってきた422年の伝統です。おばあちゃん、おじいちゃん、両親、叔父叔母、そして自分自身が長年親しんできた、あのズシンとした重い暗褐色ガラス瓶、金色のキャップ、鮮やかな赤い箱。この重厚感こそが、安心と...

姉のお土産から広がる毎朝の香り ~中尊寺「関山香」と善光寺のお線香~

毎朝、仏壇の前に座り、手を合わせ、経を唱えるのが私の日課です。今朝、母方の実家にゆかりのある善光寺(長野)のお線香が、いつもより早く燃え尽きたような気がしました。姉が信心深く、旅行でよくお寺を訪れては、お土産としてお線香を送ってくれるのです...
日本文化

AMラジオから、突然聞こえてきた声―それが棟方志功の肉声 青森が気になる件について

青森が気になる最近、青森が気になっている。静岡に住む私が、そんなふうに思うようになったのは、先日、何気なくつけたAMラジオから流れてきた声がきっかけだった。力強い声に、濃い津軽弁のリズム。途中からタイムボカンに出てくるような声に似ているなと...
ちょっと考えてみる

なぜ後発のビジネスが先駆けの形に寄せてくるのか ――ミメティック・イソモルフィズムと模倣の構造

はじめに 新しいビジネスモデルやサービスが成功すると、後から登場するものがその形式や進め方に似てくる現象は、さまざまな分野で見られます。 これは単なる「パクリ」ではなく、市場の仕組みや組織の行動パターンに根ざした構造的な現象です。 今回は、...
自然

Vol.2 富士山 救助という現実から考える、山との距離

富士山は、日本で最も知られた山であり、登山道も整備され、情報も豊富だ。そのため「行けそうに見える山」でもある。しかし、標高3,776メートルという高さ、急激な気象変化、強風、低体温といった条件は、いまも変わっていない。山そのものが易しくなっ...
自然

天山山脈の麓で見たもの――アルピニストの墓地と、山に人生を預けた人たち

外国人でも訪れる「完全な観光地」になる前のアラ・アルチャ中央アジア、キルギス共和国の首都ビシュケクから南へおよそ25〜40キロ、天山山脈に連なるアラ・アルチャ国立公園は、ソ連時代から登山や保養、自然観察の場として人が訪れてきた場所である。現...
ちょっと考えてみる

なぜ「準チョコレート」🍫が増えたのか ――カカオ、金、水銀、そして私たちの身体

準チョコレートが増えたという、ささやかな違和感最近、「準チョコレート」と表示された商品が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。バレンタインが近づくこの時期、価格だけでなく、裏面の原材料表示を見てみると、以前は「チョコレート」と呼ばれて...
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PCはなぜ高くなるのか――株価と国家が示す「物質の時代」

最近、「この価格帯のPCはもう出せない」「次に買い替えるときは確実に高くなる」という話を耳にすることが増えた。半導体不足、円安、物流の問題といった説明はよく聞くが、それだけではどこか腑に落ちない。背景にあるのは、技術の問題というよりも、物質...
ちょっと考えてみる

覚えられない、という壁には名前がある

「覚えられない」と感じる地点には、実はかなり前から名前がついています。19世紀末、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記憶についての実験を行い、有名な忘却曲線を示しました。人は、学んだ直後に急激に忘れその後、忘却の速度が緩やかになる...
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