eastwest-forum

自然

Vol.2 富士山 救助という現実から考える、山との距離

富士山は、日本で最も知られた山であり、登山道も整備され、情報も豊富だ。そのため「行けそうに見える山」でもある。しかし、標高3,776メートルという高さ、急激な気象変化、強風、低体温といった条件は、いまも変わっていない。山そのものが易しくなっ...
自然

天山山脈の麓で見たもの――アルピニストの墓地と、山に人生を預けた人たち

外国人でも訪れる「完全な観光地」になる前のアラ・アルチャ中央アジア、キルギス共和国の首都ビシュケクから南へおよそ25〜40キロ、天山山脈に連なるアラ・アルチャ国立公園は、ソ連時代から登山や保養、自然観察の場として人が訪れてきた場所である。現...
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なぜ「準チョコレート」🍫が増えたのか ――カカオ、金、水銀、そして私たちの身体

準チョコレートが増えたという、ささやかな違和感最近、「準チョコレート」と表示された商品が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。バレンタインが近づくこの時期、価格だけでなく、裏面の原材料表示を見てみると、以前は「チョコレート」と呼ばれて...
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PCはなぜ高くなるのか――株価と国家が示す「物質の時代」

最近、「この価格帯のPCはもう出せない」「次に買い替えるときは確実に高くなる」という話を耳にすることが増えた。半導体不足、円安、物流の問題といった説明はよく聞くが、それだけではどこか腑に落ちない。背景にあるのは、技術の問題というよりも、物質...
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覚えられない、という壁には名前がある

「覚えられない」と感じる地点には、実はかなり前から名前がついています。19世紀末、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記憶についての実験を行い、有名な忘却曲線を示しました。人は、学んだ直後に急激に忘れその後、忘却の速度が緩やかになる...
その生き方に学ぶ

断捨離の向こう側:記憶を捨てず、自然に生きる

昨日のブログで、断捨離や全捨離の流行について触れましたよね。映画の紹介もかねたシンプルライフを目指す100日チャレンジの魅力に触れつつ、意外な視点も紹介しました。今日は、ある読者さんからいただいた、断捨離に対する異なる視点の洞察を基に、物を...
その生き方に学ぶ

モノを減らす実験が、なぜここまで「人間」を露わにするのか── 映画『100日間のシンプルライフ』をいま観る意味

100日間のシンプルライフ(原題:100 Dinge、英題:100 Things)は、2018年にドイツで公開されたコメディドラマで、日本では2020年12月4日に劇場公開されました。監督・脚本・主演を務めるのはフロリアン・ダービト・フィッ...
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チンパンジー・アイの遺産を振り返って――アヌンナキの宇宙人説から見る、人間の本当の起源

皆さん、こんにちは。東西フォーラムの管理人です。ブログ記事「静かに旅立った“天才チンパンジー・アイ”――今朝の新聞(令和8年1月11日)で知った、小さな記事と大きな問い」に対して、3人の方から貴重な意見をいただきました。いただいた意見を、ご...
その生き方に学ぶ

静かに旅立った“天才チンパンジー・アイ”――今朝の新聞(令和8年1月11日)で知った、小さな記事と大きな問い

チンパンジー・アイが参加していた比較認知研究の一場面(研究映像より)研究者とチンパンジーが同じ空間で課題に取り組む当時の記録今朝の読売新聞のごく小さな記事で知った。「9日に亡くなった」と。Web上で拾ってみると、死因は多臓器不全と高齢による...
季節の暮らし

人はどんなときに会うのをためらうのか

年賀状じまい、という言葉を耳にするようになって久しい。コロナ禍をきっかけに、新年会や集まりが中止になり、「集まる」という習慣そのものが、以前ほど当たり前ではなくなった。若い世代は、そもそもそうした価値観を強く持たないとも言われる。無理に会わ...
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