
男性からの応募がないこの夢分析。男性は夢をみないのか?そんなことってあると思いますか??私は不思議だったんですよね。夢分析しているからどう?と声かけても「覚えていないから」「見ないんだよね」って。・・・・ 朝、夢のかけらを思い出して「うーん、なんだったっけ?」ってモヤモヤしたり、「俺、夢なんてみない!」って人もいるんです。💦
でも、実は「みない」んじゃなくて「覚えてない」「話さない」だけかも! ということがわかりました。最新の科学(2024~2025年の研究だよ!)と、日本の睡眠研究のスター柳沢正史先生や脳科学の第一人者・川島隆太先生の知見をひもときながら、男性と女性の夢の違い、睡眠が心にどんな魔法をかけるのか、探ってみよう。
1️⃣ 「男性は夢を覚えていない」は本当? 科学が示す“夢の記憶率”
「男性は夢をみていない」?? でも、科学的にいうと、「みてない」んじゃなくて「覚えてない」「話さない」ことが多い。
Schredlさんたちの2020年のメタ分析(175件の研究!)だと、女性の夢の覚えてる率は約80%、男性は約65%で、かなりの差があることがわかっている(Journal of Sleep Research)。2024年の最新研究では、ホルモンに秘密があるってこともわかった。 エストロゲンが高い女性は夢がくっきり覚えやすいけど、テストステロンが高い男性は夢がふわっと消えちゃう傾向が(Nielsen et al., 2024, Sleep)。
でも、ここで注意したいのは、 テストステロンって男性だけの話じゃないってこと。バリバリ働く20~30代の女性や、アスリートみたいにストレスでテストステロン高めの女性も、夢を「忘れがち」になるみたいなんですよね(Frontiers in Neuroscience, 2024)。年齢も大事! 閉経後の女性はエストロゲン下がって夢の記憶が薄れるし、若い男性でも「男はガマン!」みたいな文化で夢を話さないクセがついちゃう(Neuroscience Letters, 2025)。環境や生き方でも変わるし男女の差だけでもなさそうに思う。あなたは? 夢、覚えていますか? 💭
2️⃣ ノンレム睡眠(NREM)とレム睡眠(REM)──夢の舞台を理解する
夢が生まれるメインの舞台は「レム睡眠(REM)」。睡眠は90分ごとに「ノンレム睡眠(NREM)」と「REM」を繰り返して、1晩で4~6回サイクルになる。NREMは身体のメンテ(ステージN1~N3でどんどん深く)、REMは脳がバリバリ働いて記憶や気持ちを整理(Sleep, 2024)。ここでビックリ! 2024年の研究だと、REMの脳波(シータ波ってやつ)が女性で強くて、男性だとちょっと弱め。これが、男性が夢を「覚えにくい」ヒントかもしれません(Journal of Sleep Research)。
日本の睡眠研究のスター、柳沢正史先生(筑波大学)は、REM睡眠のスゴさをこう語る「レム睡眠は心と脳の健康にめっちゃ大事。夢をみながら、感情や記憶を整理してる」(中央公論, 2024)。柳沢先生の研究だと、REM中に目がキョロキョロ動くのは、夢の内容に反応してる(Science Portal, 2025)。すごい。また、脳科学の川島隆太先生(東北大学)も、REMの大切さを伝えてくれます。「レム睡眠は脳の情報処理を助け、創造性や学習能力を高める。スマホの使いすぎでREMが乱れると、夢も記憶も薄れる」(『脳と睡眠』, 2024)。 テストステロン高い人はREM時間が短くなるから(Frontiers in Neuroscience, 2023)、ガッツリ働く女性や筋トレ男子は夢が薄れちゃうかも。生活が夢の舞台を変えるということらしい。
3️⃣ 「奇数時間(3・6・9時間)眠るといい」? 古い説をアップデート!
「3・6・9時間寝るとスッキリ!」って、昔、どこかで教わったことない?(実は私も!😂) 90分周期の睡眠サイクルなら、REMの終わりでパチッと目覚めそう…なこの「奇数時間説」、これはちょっと古いってことがこのブログを書くうえで調べてわかったので共有したいと思う。 2025年の研究が「時間より質!」って教えてくれた(Nature Communications, 2025)。最新データだと、男性は7.5時間、女性は8時間で頭スッキリ! 男性は深いNREM(ステージN3)が長めで、身体の修復バッチリ(Sleep Medicine, 2024)ということが解明されている。
柳沢先生は「睡眠不足は脳を酔っ払い状態にする! 1晩徹夜で血中アルコール0.1%相当のダメージだよ」って警告(MBS, 2025)。川島先生は「睡眠の質が悪いと、脳の前頭前野がサボる。スマホのブルーライトでメラトニンが出にくくなると、深い睡眠が減って夢も見づらくなる」(『脳と睡眠』, 2024)。 働きすぎの女性やストレスフルな環境だと、テストステロン上がってNREMがガッツリ、夢の時間が減っちゃうこともある。じゃ、どうする? スマホのブルーライトカット、寝る前のリラックス、毎日同じ時間に寝るリズムで、睡眠の「質」を上げれば、夢も心もキラキラする ✨
4️⃣ 夢は“遊び”じゃない! 心と体を整える大事な時間
夢って、ただの「楽しいおまけ」や「ご褒美」じゃない。NREMは身体をピカピカに、REMは心をスッキリ整理。REM足りないと、うつ病のリスクが上がる(The Lancet, 2023)。
2024年の研究だと、夢日記つけた男性がストレスダウン、問題解決力アップ!(Psychological Science)。特に、気持ちを抑えがちな男性にとって、夢は「心の声」をキャッチするチャンス!次回は夢日記の付け方をお伝えするのでお楽しみに!
アインシュタインが相対性理論のヒントを「夢で宇宙を旅して」ひらめいた話、知ってますか? 夢は本当にアイデアの宝庫!なんですよね。柳沢先生は「REM睡眠が創造性や感情のバランスを支える」って(中央公論, 2024)。川島先生も「夢は脳のクリエイティブな時間。スマホで脳が疲れてると、夢の質も下がっちゃうよ」って(『脳と睡眠』, 2024)。 バリバリ働く女性も、夢を書き留めるとストレス解消や「自分発見」に繋がる。夢は偉大な自分だけのスクリーン。じっくりと味わいましょう 💡
📚 おすすめの書籍(日本語翻訳あり)
- Roger A. Straus『なぜ人は夢を見るのか』:夢の科学、面白い本です!
- Matthew Walker『Why We Sleep』:睡眠のすべてが分かるスゴい本。
- Deirdre Barrett『夢の科学』:夢でクリエイティブになれる。
- 柳沢正史『今さら聞けない 睡眠の超基本』(2024):日本の睡眠研究のスターが、睡眠と夢をやさしく解説!
- 川島隆太『脳と睡眠』(2024):スマホ時代に脳と夢を守るヒントが詰まった一冊!
📝 最後に:あなたの夢、よろしければ教えてください
最近、あなたはどんな夢みましたか? 空を飛ぶ夢? 誰かに追いかけられた? ぼんやりしたかけらでも大丈夫! 夢は、心の奥からのやさしいヒントです。
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