夢と象徴 Vol.11 乗り物に乗っていた夢 ― 安全と備えの象徴

夢と象徴
BonaSpirit

70歳男性からの分析依頼が来ました。今朝の夢です。では、早速みていきましょう。

💤夢の内容(要約)

ある朝方、ふと気がつくと広場にいて、そこにあった丸くて大きな乗り物に乗っていた。
中は広く(畳20畳分ほど)、隅には何人かの知り合いがシートベルトで固定されていた。
自分は同じ空間にいるのに、なぜかベルトをするように言われず、自由なままだった。

やがて乗り物が宙に浮き、斜めに傾いた。
シートベルトをしていなかった自分は、転がって落ちそうになり、外を見ると湿原や田んぼが広がっていた。
これは危ないと思い、他の人たちのところへ行き、自分もベルトをさせてもらって安全を確保した。
落ち着いた感じがした。


🔍夢にあらわれた象徴たち

象徴意味・メッセージ
広場人生のステージ・人との関わりの場。自分の意志というより、流れに導かれている印象。
大きな乗り物人生の大きな転換期、もしくは集団的な移行の象徴。個人では動かせない力に乗っている感覚。
シートベルトの人々すでに備えや安定を得ている人たち。社会的・精神的に“守られている存在”。
自分だけベルトなし自分の準備が不足していることへの無意識の焦り、あるいは疎外感。
宙に浮いた・傾いた乗り物予測不能な事態、または現実の安定が揺らぐこと。制御できない不安。
湿原や田んぼ原始的な感情や、豊かだが足元の不安定な内的世界。生命や感情の源泉。
朝方の時間帯新しい始まり、夜明けの兆し。これから迎えるフェーズを示唆。

✨この夢が伝えていること

この夢は、「人生の移行期において、自分がどこまで備えられているか」という問いかけを感じさせます。

最初は不安定で、落ちそうになる場面もありましたが、
“助けを求める”ことで安全な場所に戻れたというのは、とても大切なポイントです。

もしかすると、今は一人で背負わず、
人と共に、安心を得ながら進んでいくことが大切な時期なのかもしれません。


🌱メッセージ

人生という大きな乗り物に、私たちは皆乗っています。
誰もが不安定になったり、準備ができていないと感じたりする時があります。
でも、誰かのそばに寄ることで、安全は必ず取り戻せます。
自分だけが“知らされていない”と感じたときこそ、
本当の準備が始まるのかもしれません。

あなたはどんな夢をみましたか。

BonaSpirit

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