今日は私自身が見た夢(2025/10/15朝)です。私見を入れずに、AIさんに分析してもらいました。
☁️ 夢の内容(要約)
3~4人の仲間に誘われ、突然オーストラリアに行くことになった(外見は若い自分だった😂)。同行者の中には、モスクワ留学時代に出会ったイタリア人女性がいた。成田空港だと言っていたが、しかし違う、広大でワイルドな空港に到着する。
手続きをしようとした瞬間に気づく。
財布も、カードも、携帯も――すべて置いてきてしまったのだ。
驚きや反省、失望よりも、妙な納得感。「こうなる運命だったのだ」と思いながら、皆を見送った。悲しみも焦りもなく、むしろ“ほっとした気持ちがあった。これから支払いだけはしなければと思った。
🪶 分析 ― “旅”と“喪失”の象徴
この夢は非常に象徴性が高いものです。「旅」は人生の移行期、「貴重品」はあなたの価値観や自己アイデンティティの象徴。つまり、この夢は“自分という荷物を手放す夢”です。
- オーストラリア:地球の反対側=「逆の世界」「もう一人の自分」
- 貴重品を忘れる:これまでの自分のルール・肩書・責任から一時的に離れること
- 罪悪感がない:「もう無理をしなくていい」と心が悟っているサイン
🌏 国と象徴の視点から
- イタリア:感性・美・芸術・社交性(=自分の表現)
- オーストラリア:自然・自由・再出発の地(=既存の枠を超える)
イタリアの友人が登場するのは、「表現する自分」から「自然体の自分」へ向かう橋渡しの存在。無意識が「人の輪(3~4人)」を通して、他者に合わせる生き方を見直すよう促しています。
🌿 心理的解釈
この夢は「責任や役割を一度降ろしても大丈夫」というメッセージです。
- 疲れているのに出発する=現実でのがんばりすぎ。
- 忘れ物(喪失)で一人残る=「ようやく休む許可」が内側から出た解放感。
この“ほっとした”感情が非常に重要。無意識が「もう、あなたが全てを背負わなくていい」と伝えているからです。
🌇 夢のメッセージ
「旅立たない旅」とは、外に出なくても、心が遠くへ行くことができるということ。
内なる空港では、パスポートもチケットも携帯も必要ありません。必要なのは、“いまの自分を信じて、ここにいる”という静かな覚悟だけです。
💰 補足 ― 支払いという「地上の誠実さ」
夢の最後で「支払いだけはしなければ」と思えたのは、地に足のついた魂の象徴。物質を手放しても、責任と誠実さは手放さない――それは現実を尊重しながら自由に生きる成熟した心の姿です。
夢の中でも「支払いをしよう」と思えたことは、現実を忘れない心の成熟。魂がちゃんと地に足をつけている証拠です。スピリチュアルな夢ほど、現実感を伴う場面が差し込まれます。
それは、魂が浮遊してしまわないように、「この世とあの世をつなぐ意識の橋」を保っているからです。
🔮 まとめ
この夢は「一時停止」ではなく「自然な転換期」。旅立ちを見送りながら、自分は新しい段階の準備をしている。貴重品を忘れる=“物質的な安全”を手放し、“内的な自由”を得た象徴です。
あなたは今、再び“自分らしさ”を取り戻す旅の途中にいます。 行かないことを選んだのではなく、“自分を連れて行く”旅を選んだのです。
🕊 あとがき ― 「誠実さ」と「受け取り方」のあいだで
現実の世界でも、誠実な行動が誤解されることがあります。でもそれは、誰かを責めているのではなく、“現実を共有したい”という心の誠実さ。
夢のなかで「支払いを覚えていた」ように、私たちは無意識のうちに、責任と優しさのバランスを探しているのかもしれません。
たとえ相手の受け取り方が違っても、誠実な思いは、必ずどこかで伝わります。だから――どうか、自分の優しさを疑わないで。それは、あなたの魂が最も美しい形で現実と向き合っている証拠です。
🌙 次回予告(Vol.22)
「冬の入り口 ― 眠りと再生の夢」
静寂の季節に向かう心の変化をテーマに、「眠り=再生」の夢を探ります。

あなたは最近、どんな夢をみましたか。


