リサイクル品を購入したときや人から譲ってもらったものー中古品は、前の人の波動や記憶をまとっていて、多かれ少なかれ影響を及ぼすことがあるらしい。特に宝石など高価なものには念、想いがこもっているものもあるので気をつけなければいけない。いわゆる残留思念だ。昨今流行りのミニマリストや終活、断捨離や金の高騰で売ろうと処分している場合はさっぱりしたものだろうが、金策や諸事情でやむにやまれず手放したというケースは気持ちが入っている率が高いのではないだろうか。これ以上はオカルトやホラーでその手の話は出回っているので確認されたい。
かなりビビリで変なところに神経質な私。事情がありそうで自分の元から去っていったものに対してはちょっと怖くて手に入れるのを敬遠してきた。けれど今月ある正式参拝で久々に和服を着るため、簪(かんざし)があったらいいかなと思いたち、中古品に挑戦してみた。新しくていいものは値が張って今は買えないなあーという事情もあったからだ。
早速、最近やり方を覚えたヤフーオークションで手に入れることにした。そこにはアンティークのものや現代のものがたくさん出ていて圧倒された。活発な市場らしい。それらが発するなんともいえない雰囲気と気がわかり、なるべく幸せムードが漂うものがないかと物色した。本物か偽物かきれいかどうかももちろん大事な要素だ。漆やべっ甲や螺鈿細工を施したもの、サンゴやパールが付いたものが目を引き、昭和期や明治、江戸時代のもの、花魁?芸者?姫?花嫁用?もあっておもしろい。そして、ついに手頃な価格でいいなと思えるひとつの簪を手に入れることができた。
手元に届く前に、恐る恐る、「この簪はどこでお買い求めになられたとか、どういう物語がありますか?」と取引先の方に連絡してみた。するとすぐにお返事をしてくださり、お母様が使っていたのでどこで買ったのかわからないとのことだった。既に故人なのだわ・・とその一文でお察ししたが、とても美しい簪であり、きっときれいな人であったに違いないと偲ばれ、見ず知らずの譲ってくださる方に、御礼と大事にする旨を短く書いて返信した。
髪や爪はダウジングでもその人を示すものとして重要視されている。そう考えると髪に接する簪なんぞはそれに準ずるものだろうから、結構はっきりとした記憶が入っているものではないのかと思う。簪の以前の持ち主について想いを巡らせてしまった。
でもやっぱり気になる。よく洗えばいいかのかな。そうだ、ダウジングでその記憶を消すやり方を教わったのだったと思いたち、師匠である堤先生にどうやるのだったか確認したいと思い、タイミング良い機会があったので質問すると、先生は、「講座で1時間かけてやりましたが」と苦言を呈しながらも、記憶の消し方を教えてくださった。(先生ごめんなさい)ああ、そうだった!記憶の消しゴムでいいのか。。え、えーっ、それだけで大丈夫なんだっけ??すごいぞダウジング!ありがとう!
私がその商品を取り扱っているわけではないので、ここでその商品について詳細を書くのは控えるが、「記憶除去パット」なるものが発売されているのだ。手のひらに収まるサイズのそれでささっと全体を拭っていけば、前の人の記憶は消しされるスグレモノだ。私は普段、振り子を使った後はその除去パットを使って前の情報を消し去っている。もちろんその後に続く判定に影響させないためだ。
その”記憶の消しゴム”で拭った後は、今度は振り子を振って自分のパワーを注入する。するとあら不思議、前の人の念は消し去り正真正銘、自分のものになるのだ。
私はこの段取りに入る前、簪を「ほめ洗浄剤」というレメディー入りの洗剤を少々使って水洗いした。洗濯用粉洗浄剤である。この洗剤には祈りのレメディーやレインボーのレメディーが入っており、洗浄力のみならず穢れを祓うのにも効果があるようで、とても浄化力が高いものだと普段から実感しているものだ。ちょっと疲れた(ツカレタ、憑かれた)感がするときやすっきりしたいとき、特に寒い時期の浴槽にいれると実にすっきりしてよく眠れるから、もう数年愛用している。
中古品を浄化するには、音叉を鳴らしたり、香やセージを炊いたり塩を使ったりする方法、もちろん経や祝詞をあげる方法もあるが、今回は、ホメオパシーとダウジングを用いる方法をご紹介させていただいた。私自身、信頼して実感できる2種類の浄化方法を使って安心できたし、ようやく自分のものになったような感じがしているので、ぜひお試し頂ければと思う。
ヒーリングダウザー
ホメオパス
横山みのり